2022年の春ごろから、玉ねぎの値段が驚きの高騰を見せています。

なんと、平年の3倍近く!! スーパーによっては1玉100円以上なんてことも…

さらに怖いのが、回復の兆しがイマイチ見えていないところ。
夏場になると北海道産が出回るようになるため、価格の低下が望まれるそうですがまだまだ厳しい状況は続きそうです。

玉ねぎといえば、大家族から一人暮らしの料理初心者まで、みんな大好きな定番野菜のひとつですよね。
使い勝手の良さや調理のしやすさは全野菜の中でトップレベル!

玉ねぎ失くして食生活は成り立たないといっても過言ではありません。

そのため、今回の価格高騰は多くの家庭にとって大きな痛手となっていることでしょう。

玉ねぎを使った定番料理「カレー」

さあ、そんな玉ねぎを使った家庭料理の定番メニューが「カレー」です。

にんじん、玉ねぎ、ジャガイモ、お肉がそろってこそのカレー!

しかし、玉ねぎの高騰を受けこの黄金カルテットが崩壊の危機に…一時期ジャガイモも結構高かったですしね。

とはいえ、カレーはこれ以外の具材を入れても美味しくなるものです。
何を入れても美味しいのがカレーの魅力ですよね!

というわけで今回は、「ポスト玉ねぎ」として様々な野菜をカレーに入れて、合うものを探して紹介していきたいと思います!

何を隠そう週一ペースでカレーを作るほどの「カレー好き」ですから!

にんじん、玉ねぎ、ジャガイモ…いつも同じ味。そんなおうちカレーのマンネリ化を解消したい方にもオススメです

これを機に、おうちカレーの多様化を進めていってください。

それでは行ってみましょう!

1.長ネギ☆☆☆☆☆

玉ねぎがないなら長ネギを使えばいいじゃない!

というわけで、長ネギです。

同じネギの仲間ということで、代替品としてもってこいですが…意外とカレーに入れないですよね?

玉ねぎと長ネギ…似ているようで案外用途が異なるんですよね…

そんなことを思いながらお鍋に投入。

玉ねぎと同じように、炒ったネギの香りがふわっと広がります。なんかちょっと中華っぽい

さてさて、お味の方はというと…

あ! カレーうどん!!!

そうか、カレーライスには入れないけど、カレーうどんの定番具材じゃないですか。

これはもちろん、お米にも合います

他の具材にもよりますが、それこそめんつゆなんかをちょっと入れて和風仕立てのカレーにすると良いのかも?

となると、お肉は鶏がベターですね。

「カレー鍋」なんてものもあるくらいですから、キノコなんかと合わせると美味しい和風カレーができそうです。

2.しめじ☆☆☆☆☆

というわけで、2つ目はキノコ界からしめじ

鍋料理の定番具材ですね。クリーム煮なんかでも重宝する和洋両刀の万能キノコです。

えのき、しいたけ、まいたけ…などなど様々なキノコがありますが、カレーに一番合うのはしめじでしたね(個人の見解)。

同率1位にマッシュルームが存在するのですが、なんかちょっと在り来たりな気がするのでマッシュは割愛です。

キノコを入れると食感にアクセントが生まれて良いんですよね。

あと、ビジュアル的にもちょっと豪華な感じがします。

ハッシュドビーフやハヤシライスではキノコを入れるのが定番ですからね。カレーに入れても問題無し!というかむしろアリアリです。

冷蔵庫にしめじが残っていたらカレーに入れちゃいましょう。もちろん他のキノコでもGOOD。

ちなみに「ココイチ」の「きのこカレー」には、マッシュルーム・ひらたけ・なめこが入っているそうです。 …な、なめこ?!?!

3.ナス☆☆☆☆☆

続いては、これまた王道のカレー野菜・ナス

いうまでもなく美味しいですね。

ココイチでは「なすカレー」というメニューが存在するほどです。

ナス嫌いな子供って少なくないですが、「大人になると食べられるようになる野菜」ランキング第1位だと思います。どうでもいいですね。

でも、そうなんですよ。大人になるに連れて、どんどんナスが美味しく感じられる。まぁ、人によるけど。

ナスをいかにして子どもに食べてもらうか、ということを考えたときにカレーって結構良い方法だと思うんですよね。
ナスは単体での味…青臭さなんかがあまり目立たないので、カレーに入れると良い具合に馴染んでくれるんですよね~ オススメですよ。

そして、ナスのカレーといえば道産子としては「スープカレー」を連想します。
素揚げしたナスが半身のまま乗っていたりしますね。

そうか!素揚げのナスをカレーに入れるとより違った美味しさが!…今度試してみよう。

4.ほうれん草☆☆☆☆

お次は葉物野菜から「ほうれん草」

ナス同様、ココイチでは「ほうれん草カレー」がメニューに存在するほど優遇された存在です。

そんなほうれん草カレーですが…うん、美味しい!!

やっぱり、ほうれん草ならではの「野菜感」が良いですね。体に良いモノを食べている感じがします。

…ただ、これって嫌いな人が良く言う「青臭さ」ってやつなんでしょうね…

ほうれん草はカレーに入れても独特の存在感がありますね。味だけでなく食感とかも。

ナスと違って、ほうれん草が苦手な人にはあまりオススメできないかもしれないですね~。

お好きな方には是非オススメです。

なんといっても、色がキレイ!!! 茶色いカレー色の中で光る鮮やかな緑色が美しいです。

是非ニンジンも入れて、ビタミンたっぷりのカラフルな野菜カレーにしたいところです。

バターチキンカレーとかにも合いそうですね、ほうれん草は。
今だとその辺のスーパーにもバターチキンカレーのルーが売っていたりするので試してみても面白いかもしれません。

5.いんげん☆☆☆☆

次に紹介するのは、いんげん

そもそもココイチの「野菜カレー」には、玉ねぎではなくにんじん、ジャガイモ、いんげんの3つが入っているんですよね~。

とはいえそれ以外のカレーだとまず出会うことがありませんよね、いんげんって。

一体なぜココイチの野菜カレーにはいんげんが入っているのだろう…なんて考えて、思ったことがあるのですが…

肉じゃがって入れますよね、いんげん。

そう、カレーとほぼ同じ具材からなる定番和食・肉じゃが。そこにはニンジン玉ねぎジャガイモと一緒にいんげんが入っているではありませんか!

ということはカレーに入れてももちろん美味しいわけで。

独特の食感がクセになります。色もキレイだし!

ただ、ココイチほどのシャキシャキ感(?)が出なかった。

この原因は、おそらく他の野菜と一緒に煮込んでしまったから。

ココイチのいんげんはカレーとして煮込んでいるわけではなく、トッピングとして後から追加しているんですよね。
これを踏まえて、いんげんをカレーに入れるときは食べる直前に入れてみることをオススメします。

そうすると、食感も残せて、色もより鮮やかで一石二鳥ですよ!

ちなみにいんげんは冷凍のものを使うのが楽チンです。ごま和えや肉じゃがを作って余ったら是非カレーに。

6.れんこん☆☆☆☆

続いて紹介するのは、れんこん。

いんげん同様「和風」な雰囲気を味わえます。

れんこんってなんとなく身体に良さそうな感じがしませんか?

ヘルシー志向のオシャレカレー屋さんのカレーに入っているイメージがあります(あくまでイメージですが)。なんか、五穀米でね。

さて、そんなれんこんですが、カレーに入れると食物繊維と「食感」をプラスしてくれます。

れんこんの食感って良いですよね。シャキシャキしていて。
煮込むことによってホクホク感も出るのがなお良し。

薄く切って揚げたものを加えるのもオススメです。
はじめかられんこんのチップスを買うのもありですね!

寒い時期が旬のれんこんですが、水煮などは年中どこでも手に入れることが出来ます。

普段のカレーに飽きた方は是非お試しあれ。

7.ピーマン☆☆☆

続いて紹介するのは、夏場に食べたい緑黄色野菜の王道、ピーマン

中華などでも大活躍の万能野菜ですが、案外煮物には使わないですよね。

ところがどっこい、カレーに入れても美味しいんです!

ナス同様、ピーマンが嫌いな方でも食べることが出来そうです。
ビタミンCが豊富な野菜なので、積極的に摂取していきたいところですね。

ただ、カレーに入れると、存在感が薄れてしまいますね。煮込むとちょっとクタクタになってしまいますし。

なんというか、ピーマンを食べてる感は弱くなってしまいます。

冷蔵庫に放置して、ちょっとしなびて来たりしたらカレーに入れてみましょう。新鮮なうちは結局炒めた方が美味しい気がします。

あとはスープカレーのように「後入れ」がオススメです。もはや具材というよりトッピングですが…

ほうれん草、ピーマン、いんげんなどの色どり豊かな野菜は後入れの方が色味も残せてベターですよ!

8.ブロッコリー☆☆☆

シチューの具材として定番の野菜・ブロッコリー

もちろんカレーに入れても美味しいです。

ブロッコリーも、大人になってから好きになったという方が多そうなイメージがありますね~。

コチラもスープカレーだとよく入っていたりします。

「一人暮らしだと、ブロッコリーを一株買っても使いきれないよ!」

そんな方には、冷凍ブロッコリーがオススメです。

元から一口サイズにカットされている上、使いたい量だけ解凍して使えます。いやー便利ですよね、冷凍野菜って

煮物にすることで、冷凍野菜特有の水っぽさをごまかすことができたりしますよ。

スーパーはもちろん、ドラッグストアやコンビニなんかでも購入することができます。常備しておきたいですね。

炒めたものを「後入れ」するのもオススメです。香ばしさがプラスされてちょっと贅沢な感じになります。実はニンジンなんかもこれがオススメ。

9.キャベツ☆☆

定番の葉物野菜・キャベツ。

煮ても良し、焼いても良しの万能野菜ですが…意外とカレーに入れないですよね??

キャベツカレーは、そうですねぇ… ありだとは思います。

ポトフなんかがわかりやすいですが、キャベツって火を通すと甘みうま味が出ますよね! あれがカレーに付与される感じです。

あとは、なんですかね…カップヌードルのカレー味をイメージして頂くとよいと思います。
カップヌードルは具材としてキャベツが使われているわけではないんですけど、なんとなく野菜の甘みみたいなものに近しいものがある気がしました。

他の具材としては「ひき肉」なんかが合いそうですね。

正直なところ、個人的にはカレーには入れなくて良いかな?という気がしました。やっぱり炒めた方が美味しいですかね…

それか、「ゴーゴーカレー」みたいに千切りキャベツを添えるとかね。

10.もやし☆☆

最後に紹介するのは、倹約家の友・もやし!!

安くて、ボリュームもあって、ありがた~い存在ですね。

そんなもやしを、カレーに入れてみました!

ん~これは…どうだろう…笑

悪くはないんですが、なんというか…カレーには入れなくて良いかなぁ…

あと、長いまま入れるとスプーンだと少々食べづらい!

これは、好みが分かれそうな感じがします。
コスパは最強なんですけどね…

カレー味と合わないのではなく、煮物に合わないという感じなんですよね。スープには合うのに不思議なものです。

ということで、もやし×カレーのオススメ料理は、「もやしのカレー炒め」です!!

にんじんやひき肉、キノコなんかと一緒に、カレー粉で味付けをして炒める。これだと、もやしの良いところを残しつつ味わうことが出来ます。

カレー味のもやしを食べたい方はこの方法を是非お試しください。

どうしても玉ねぎを入れたい!!

とはいえ、やっぱり玉ねぎを入れたカレーを食べたい!という方も少なくないと思います。

そんな方にオススメなのが、【通信販売】です。

大手・楽天市場などでは、10kg、20kgといった箱単位の玉ねぎが比較的安く売られています!

一人暮らしの方には、少しハードルが高いかもしれませんが、玉ねぎは正しい方法で保存することで長持ちする野菜でもあります。

たくさん消費する方にオススメです!

次に、オススメなのが「乾燥玉ねぎ」

サラダはもちろん、カレーのトッピングにもオススメなんです!!

まとめ

今回は、価格が高騰している玉ねぎの代わりとなるようなカレーの具材を紹介してきました。

どれも身近な野菜ばかりなので、玉ねぎになかなか手を出せない方、いつものカレーに飽きた方も是非お試しくださいね。

なにはともあれ、安くて美味しい玉ねぎが食卓に戻る日が早く来てくれることを願いましょう…

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