昨今のトレンドの一つ「昭和レトロ」。
昭和を感じさせるどこか懐かしい雰囲気が、むしろオシャレ!
…と若者を中心に注目を集めています。
特にそのブームの中心となっているのが「喫茶店」の存在。
ナポリタンやプリン、クリームソーダなど、昔懐かしのメニューや、年季を感じるインテリアに囲まれた空間。
「昭和レトロ」が感じられると、インスタ等のSNSで数多くの投稿がされています。
かつてはいたるところに存在していた昔懐かしの「喫茶店」。
しかし、近年では施設の老朽化やオーナーの高齢化に伴い徐々に数を減らしています…
とはいえ、札幌市にも根強い人気を誇る昭和の喫茶店がまだまだ存在しています!
今回は札幌市の中心である、札幌駅・大通エリアにある、
「昭和レトロ」を感じられる喫茶店・カフェをご紹介。
1.純喫茶オリンピア
地下鉄さっぽろ駅から数百メートル、北海道庁赤れんが庁舎のすぐそばに位置するのが、純喫茶オリンピア。
東京オリンピック開催の1964年に開店した、札幌有数の老舗喫茶店です。
ランチタイムには、名物のお手製ハンバーグが乗ったミートスパゲティなどが味わえます。
ドンリンクは、ブレンドコーヒーをはじめ、定番のクリームソーダやミルクセーキ、更には、レモンスカッシュやゆず茶など多彩なメニュー展開。
コーヒーが苦手な方や喫茶店をはしごしたい方にも嬉しいラインナップです。
インスタグラムの公式アカウントで営業情報も公開されているため、訪問の際はぜひチェックしてみてくださいね。
2.Cafe ひので
地下鉄大通駅の10番出口に直結する、cafeひので(旧:高級茶房ひので)。
1971年に開業した、コチラも老舗の喫茶店です。
定番のメロンソーダ(ソーダフロート)のほか、オレンジスカッシュやトマトジュースといった珍しいメニューも見られます。
そんなcafeひのでの名物ともいえるのが、「ミートソース丼」。
甘辛く煮込んだミートソースを、パスタではなくホカホカの白いご飯の上に!
コクのあるソースと、卵の黄身がご飯に絡み合う、他では味わえない逸品です。
朝8時~10時の間にはモーニングサービスも行っており、
さまざまなセットメニューを味わうことができます。
また、今時めずらしい、喫煙席が存在する喫茶店(分煙)でもあります。
愛煙家には嬉しいポイントですね。
3.ルフラン
札幌駅北口から徒歩2分、雑居ビルの中にひっそりと佇む「ルフラン」。
高級感のあるシックな内装が魅力的な喫茶店。まさに昭和レトロ!
フードメニューは、カレーやピラフ等、喫茶店の定番メニューの他、
五目チャーハンや、ソース焼きそばなどなど、和洋中問わず味わうことができます。
この雑多感も喫茶店ならでは、といった感じがしますよね。
平日は朝の7時から営業しており、モーニングサービスも行っています。
席数は30席と少なく、朝やお昼時にはサラリーマンでにぎわいます。
また、全席喫煙可能という、昨今では非常に珍しいスタイル。
喫煙者には嬉しいですが、逆にタバコが苦手な方は注意が必要です。
〒060-0807
北海道札幌市北区北7条西4丁目1−1 東カン札幌駅前ビル1F
営業時間:7:00 – 20:30(祝日8:00 – 19:30)
定休日:土・日(要確認)
・食べログ
4.オットー喫茶
狸小路からひとつ脇に逸れたところにある喫茶店「オットー」。
1966年に開店した札幌有数の老舗喫茶店です。
白とブラウンを基調としたインテリアと、
温かみのあるランプが灯す、土やレンガ調の壁が味わい深い。
(鹿の頭も!)
カウンター席が多く、おひとり様でも訪問しやすいのが、地味に嬉しいポイント。
ピザトーストやエビピラフ、ナポリタンなど、「これぞ喫茶店!」というメニューが目白押し。
もちろん、クリームソーダや「ソーダ水」も!
喫茶店あるある、ソーダ水… ソーダ水って何…?
運がいいと看板犬のともちゃんがお出迎えしてくれます。
ちなみにこちらのお店は分煙式。吸う人も吸わない人も安心です。
〒060-0062
北海道札幌市中央区南2条西5丁目
営業時間:11:00 – 18:00
定休日:月・木
5.珈琲・朝食 ひいらぎ
サッポロファクトリーの近くにひっそりと構えるカフェ・ダイニング「ひいらぎ」。
コチラは昭和の老舗
…ではなく2012年にオープンした、レトロ調の喫茶店。
ポップなテーブルクロスや皮のソファが、スタイリッシュでありながらどこか懐かしさを感じます。
食事メニューを日替わりで展開している、ご飯が美味しい喫茶店です。
そのメニューも「いわしのかば焼き丼」や「グリーンカレー」など手の込んだ料理ばかり!
これはすごい…
日替わりメニューは公式サイトやSNSで確認できますのでご来店の際はぜひチェックしてみてください。
メニュー表がすべて手書き(イラスト付き!)だったり、ブログを頻繁に更新していたりと、アットホームで親しみやすい雰囲気も素敵です。
また、アコースティックの音楽イベントも開催していたりと、音楽好きの憩いの場となっています。
6.ネオ喫茶薄荷-ミント-
今回紹介する最後のお店はコチラ。
地下鉄すすきの駅から徒歩3分、市電の線路沿いに位置する「ネオ喫茶薄荷-ミント-」。
コチラは、昭和レトロブーム真っ只中の2021年にオープンしたニューカマー。
何とコチラのお店、夜間しか開いていないという独自のスタイル。
飲み会の二次会などにまったり味わえる、バーのような喫茶店です(お酒もあります!)。
クリームソーダやプリンなど定番メニューはもちろん、
「女は黙ってジンジャーエール」や「ロマンスをもう一度」などちょっと気になるドリンクも…
若者に人気!というよりかは、
昭和生まれの、当時を知る大人たちが、ノスタルジーを求めて来店…というのを
ターゲットにしているようですね。
荒井由実や山下達郎など当時流行したシティポップのレコードジャケットが飾られていたり、
懐かしの小物が飾られていたり
当時を知る大人が見るとにやりとしてしまうこと間違いなし!
「昭和レトロ」の世界観をこれまでか!と詰め込んだ、コンセプト・カフェとなっています。
土日祝日は、15時からオープンしているため、おやつタイムにもご利用いただけますよ。
席数が少ないため、大人数での訪問の際はご注意を!
〒064-0804
北海道札幌市中央区南4条西5丁目10 第4藤井ビル 5F
営業時間:20:00 – 03:00(土日祝:15:00 – 00:00)
定休日:不定休(要確認)
・食べログ
まとめ
今回は札幌・大通エリアのレトロな喫茶店を紹介してきました。
いかがでしたか?
このほかにも「昭和レトロ」を感じられるスポットはたくさん存在します。
喫茶店に限らずね。
この記事を参考に、レトロな札幌巡りを楽しんでいただければと思います♪
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