昨年、金沢旅行に行った際に見つけたワード「ハントンライス」。
「ハントンライスってなんぞや…」
調べてみると、ご飯の上に薄焼き卵を乗せ、その上にエビフライなどを乗せたものらしい…
ちなみに「ハントン」の「ハン」は、「ハンガリー」の意味。(←??)
そういえば巷には「トルコライス」という食べ物があったな…
あれは確か長崎発祥だったな… トルコだけど…
あれ…トルコライスって、どんなのだっけ?
あれも確かご飯の上にフライかなんかが乗っていた気がしなくもないんだけど…
というわけで、今回は「ご飯の上に何か乗ってる食べ物」を図式化して
しっかり覚えていきたいと思う。
まずはイメージを掴んでもらうためコチラ

要するに今日やりたいのはこういうこと。
ちなみに私は、オムライスは中身が白い方が好きだったりする。
どうせケチャップがかかるなら、バターライスくらいでいいと思う。
でも具は欲しい。人間は図々しい生き物である。
それではイメージを掴んでいただけたところで、本編スタート!
1.ハントンライス
最初は、ことの発端となった「ハントンライス」。
石川県金沢市のご当地グルメ。めっちゃ洋食めいているけど。

図で見ると分かりづらい(じゃあ駄目じゃん)かもしれないが、
簡単に言うとオムライスにフライ(白身魚など)が乗っかった食べ物だ。
「縦お子様ランチ」と言ってもいいかもしれない。
北陸新幹線開通以降じわじわと知名度を上げつつある存在らしい。
この手のグルメではあるあるだが、
中身がケチャップライスではなくバターライスだったり
上に乗っているフライも魚だったりエビフライだったりするらしい。
とにかく「そう主張すれば、そうである」というアバウトさもB級たる所以ではなかろうか。
味は普通に、オムライスとフライです。欲望の味。
2.トルコライス
次は、この手のライスの中で最もメジャーであろう「トルコライス」。
長崎県のご当地グルメと言われているが、結構いたるところで目にすることができる。

ハントンライスとの一番の違いは、フライではなく「カツ」…豚肉のカツが乗っているところ。
また、一般的にはケチャップライスではなくピラフが用いられることが多いとか。
今回は省略してしまったが、スパゲッティが添えられているのも特徴。
これこそ「縦お子様ランチ」である。
図式化してしまうと「こんなもんか」という感じがしてしまうが、
実際にはデミグラスソースがかかっていたりして「ご馳走」感がハンパない。
でも長崎に行くとちゃんぽんや皿うどんが食べたくなるので、実際に食べたことはない…
多分、いや間違いなく美味しいと思う。
3.ボルガライス
お次は「ボルガライス」。
今回の調査を始めるまで全く聞いたことがなかった。
福井県のご当地グルメ…らしい。石川の隣にまた似たようなライスがあったとは

気になる中身はというと…
ケチャップライス(またはピラフ)のオムライスの上に、カツ!
うーん…
似ているようで、3つとも微妙に違うんだ!!!
実はこの「ハントンライス」「トルコライス」「ボルガライス」。
「3大ご当地ライス」と呼ばれているらしい。それも知らなかった。
こちらもハントンライス同様、
お米がピラフだったり、チャーハンだったり、
カツがメンチカツだったり…
それでもフライを使っているお店は調べている限り見当たらなかったので、
やはり隣県の「ハントン」とは一線を画す存在だと言えよう。
福井に行った際は是非。
4.エスカロップ
ここで、北海道出身として気になったのが「エスカロップ」の存在。
エスカロップは、北海道根室市のご当地グルメである。
フランス語で「薄切りの肉」を意味する「escalope(エスカロープ)」が語源と言われている。
(もちろん諸説あり)
そんなエスカロップの構成はこうだ!!


なんとエスカロップには「白」と「赤」の二種類が存在しているらしい。
これは…知らなかった!!(←札幌出身)
その違いはご飯の色!!わかりやすい!!
ちなみに、赤とは言っても「赤飯」ではなくケチャップライス。
近年では「白エスカ」が主流とのことらしく
私も「白エスカ」のイメージしかなかった。
なお白エスカのバターライスにはたけのこが入っているのが一般的なんだとか。
た、たけのこ… どんな感じなんだ…
というわけで、構成としてはトルコライスとほぼ同じ。
違いといえばライスの種類くらいで、
トルコライスは差し詰め「うす黄エスカ」といったところか。
5.カツライス
調べてみると世の中には「カツをライスの上に乗せたもの」というのが全国各地いたるところで
ご当地グルメとしてはびこっているらしい。
もうそれはご当地グルメではないのではなかろうか…

総称して「カツライス」としてしまうが、コレだけ見るとソースカツ丼なんかも同じ構成である。
盛り付け方が違うだけで、洋食っぽさと和食っぽさに差がつくのが面白い。
具体的には、
大阪や愛媛、島根などで見られるデミカツの「カツライス」、
兵庫県加古川市「カツめし」、岡山県岡山市の「ドミグラスソースカツ丼」、
新潟県長岡市の「洋風カツ丼」などが例に挙げられる。多すぎ。
6.縦お子様ランチ
フライやオムライス、カツといった、欲望の塊のようなグルメが並ぶが、
これってつまり「お子様ランチ」だよな…
というわけで、最後はお子様ランチを乗っけて、ひとつにしてみよう。
今回用意したのはコチラ!
ガスト「大人のお子様ランチプレート」

これだよこれ!!
お子様ランチはいくつになってもテンションがアガる。
それが「大人のお子様ランチ」なら、なおさらね。
というわけで、じゃん!!

結局これが一番すごい!
みなさんも理想の◯◯ライスを妄想してみたり、色んな食べ物を図式化してみてね!
エスカロップ以外にもまだあった!北海道のご当地グルメ↓↓
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