北海道は「美食の大国」!!
ホタテやイクラなどの海鮮はもちろん、お肉も野菜も…なんとも魅力的ですよね!
そして忘れてはいけないのが…「お菓子」!!
壮大な自然を生かした酪農や小麦栽培により、北海道では古くからお菓子作りが盛んに行われてきました。
「北海道産◯◯使用」というだけで、なんか美味しそうな気がしますよね?
また、お菓子といえば「お土産」の定番でもありますよね。
小分けになっていたりして、配りやすいですし…値段もお手頃に済ませられますしね~
とはいえ、北海道には銘菓が多すぎる!!
そこで今回は「はじめて北海道に来たんなら、とりあえずこれ買って!」という大定番お菓子を、道産子(どさんこ)の筆者がポイントと共に紹介していきます!!
①白い恋人
一つ目は、言わずと知れた北海道の大定番お菓子!
その名も「白い恋人」!!
白い恋人は札幌に本社を構える、北海道のお菓子メーカー・石屋製菓(ISHIYA)さんの看板商品です。
ラングドシャクッキーに、甘いホワイトチョコを挟んだ…まぁ、わりとどこにでもありそうなお菓子なんですけど…
美味しいですよね~、白い恋人。
正直、地元・札幌民は滅多に食べる機会がないと思うんですけど、たまに食べると「あーやっぱ美味しいな」と思いますね。
クセの無いシンプルな味付けが、良い。
たぶん、嫌いな人は少ないんじゃないでしょうか?
クッキーのサクサク感が良いですよね。石屋製菓さんのお菓子はどれも生地が良い。
このお菓子がお土産にオススメな理由は、美味しい…の他に3つあります。
ひとつは、「圧倒的な知名度」です。
なんというか、北海道旅行に行った感が凄まじいです。
もらう側としても、「おお!北海道土産!!」となるはずです。
「白い恋人」という名前も、雪景色を連想させてなんとも北海道らしいですよね~
「札幌ホワイトチョコクッキー」なんて名前だったら、多分ぜんぜん売れていないと思います笑
2つ目は、「配りやすさ」ですね。
白い恋人は、9枚入り、12枚入り、18枚入り…と、とにかくサイズ(個数)バリエーションが豊富!!
なんと、最大で54枚入り!!
大人数に配るときなんかは、でかい箱を1箱買ってドン!と置きゃあいい。
1枚1枚も個包装されているので、他のお菓子と一緒にラッピングして渡すとかもアリですね。
もちろん、自分で食べるときも1日1枚、ちょっとずつ食べるとかが出来ますよ!
また、クッキーなので日持ちもするのがお土産としてはありがたい。常温でも運べますし。
美味しいのですぐ食べちゃうんですけどね。
ちなみに、18℃くらいでの保存がベストらしいです(公式HP情報)。
ポイント3つ目は、「ビジュアルの可愛らしさ」です。
「雪の結晶」をあしらった個包装や、雪景色をモチーフにしたパッケージがなんとも可愛らしい!
色合いも結構上品な感じがしますよね。どちらかというと重厚な感じで。
全体的に「小綺麗な感じ」が、お土産として丁度いいんですよ。どこに持って行っても恥ずかしくない! …はずかしいお菓子は、ないか
あとは、白い恋人といえば「缶」が有名ですよね。
北海道民的には「白い恋人のカンカンを小物入れに使う」というあるあるを思いつきますが。
余談ですが、「カンカン」って北海道弁なんですか? …空き缶って意味なんですけど。
缶タイプを買えば、スーツケースに押し込んでも潰れないという利点があったりもします、ご参考に。
非常に理想的なお土産「白い恋人」でした。
ひとつ注意するとしたら…
「ホワイトチョコが苦手…」という方が意外と少なくないところですかね…
観光×お土産「白い恋人パーク」
ちょっとしたオマケコーナーです。
白い恋人の石屋製菓さんといえば…札幌市・宮の沢にある「白い恋人パーク」が有名ですね!
工場とショップが併設された大規模施設…というか、ほぼ城ですね。
白い恋人の工場見学ができたり、限定商品があったり、カフェがあったり…
お土産を買うのはもちろん、レジャー施設としても楽しめるのが素晴らしい。
庭で写真を撮るだけで楽しいんですよ…
札幌に来て「白い恋人」を買う際は、「白い恋人パーク」で買うのがオススメです!
買いすぎてその後の旅行に支障が出ないように気をつけましょうね…!
②マルセイバターサンド
次に紹介するのは、これまた大定番のお菓子「マルセイバターサンド」。
マルセイバターサンドは、食のまち・帯広が生んだ北海道が誇る最強のお菓子メーカー・六花亭さんの看板商品です。
ハード過ぎないほどよいサクサク感の上品なクッキーに、レーズンがゴロゴロ入った特性バタークリームをサンド。
似たようなお菓子もないことはないですが、その美味しさは唯一無二といった感じがします!
北海道民的にも、たまに食べたくなる…というかクセになる味です。
お酒の香りとか、レーズンとか…
どちらかというと、「大人の味」といった感じでしょうか?
とはいえ子どもでも好きな方は多いと思います。そうでなければこんなに人気にはならないはずです。
ただ、やっぱり「レーズンが嫌い」という人は少なくないですから(給食のレーズンパンは「ハズレ」な空気がありましたよね…)、お土産として買うときにはちょっと注意しましょう!
さて、このお菓子に関してもオススメポイントを説明していきましょう。
一つ目は、「パッケージデザイン」ですね!
マルセイバターサンドは、1905年に発売された「マルセイ」というバターをリスペクトしたお菓子です。
そのため、このレトロなパッケージは、当時のマルセイのパッケージデザインを参考にされているそうなんです。
レトロな感じが、逆に斬新な感じがしますよね。北海道の歴史を感じるというか、味があるというか…
そして販売している「六花亭」といえば、「花柄」の包装が特徴的ですよね~
「ハマナス」とか「クロユリ」とか、北海道のお花をたくさんあしらった包装紙や紙袋がなんともオシャレで可愛らしい。
白い恋人もそうですが、包装がオシャレだとお土産にもいいですよね。
二つ目のポイントは、やはり豊富なサイズバリエーション!!
4個入り、5個入り、10個入り…とコチラもお好みの個数で購入することが可能です。
5人家族に優しい商品展開ですね。
ちなみに、マックスは30個入り(多分)。
大人数に配るのは、一箱だと難しいかも? まぁ、それより多いと箱がとんでもない大きさになりそうですが…
ちなみに、賞味期限は10日くらい。
長期の旅行や、渡すまでに時間がかかりそうな方はご注意ください!!
また、バターサンドの他にも「マルセイシリーズ」のお菓子がいくつか存在していたり…
気になる方は「ザ・マルセイ」というセットがあるのでそちらをどうぞ!
ちなみに、六花亭はものすごい種類のお菓子を販売しているので、自分用にお土産を買う方は色々食べてみて下さい!
個人的には「大平原」というお菓子(マドレーヌ的な?)がオススメです。
観光×お土産「六花亭のギャラリー」
六花亭は北海道の各地(主に十勝地方)で、ショップやカフェを併設した「アートギャラリー」を展開しています。
北海道の自然を生かした建物や、写真・絵といった展示物は、まさに「映え」。
帯広にある本店もスタイリッシュでオシャレなんですよね~。
六花亭を通じて、食と芸術と自然に触れる。
そんな北海道旅行の1コマも、ありかもしれませんよ?
③三方六
お次は、これまた有名な「三方六」。
三方六(さんぽうろく)は、六花亭同様、帯広に本社を置く北海道最強のお菓子メーカー・柳月さんの看板商品です。
六花亭と柳月は、帯広…北海道を支える2大巨頭ですね。ライバルというか… 全然そんなことはないんでしょうけどね。
中でも有名なのがやっぱり三方六。
北海道を代表する樹木「白樺(しらかば)」をモチーフにした、バウムクーヘンです。
まさに「木のケーキ」!
しっとりとしたバウムクーヘン生地にかかった、2色のチョコレートがなんともオシャレ…
そして当たり前のように美味しい。
常温でも良し、ですが…個人的には冷やして食べたい。
冷やすとコーティングしてあるチョコレートがパキッとして美味しいんですよねぇ…
バウムクーヘンははがして食べるのが礼儀と聞いたことがありますが(そんなことはない)、この商品はチョコと生地を同時にガブリといくのがベターです。
さて、そんな三方六のお土産ポイントですが…2つご紹介。
ひとつは、先2つとはちょっと違った「分けやすさ」!!
バウムクーヘンというお菓子の性質上、好きなサイズに切って食べることができるんですよね。
一人当たりのサイズさえ無視すれば、1人だって100人でだって分け合うことが出来ます。
大家族でも安心ですね。切らずにガブっといくのが、ささやかな夢でもあります。
「それじゃあ会社や学校で配れないよ!!」という方に朗報があります。
なんと柳月さんには三方六の「小割」という商品がありまして…
そう!小さくカットして包装された、まさにお土産用の三方六が存在するんですよ!!
「小割」の名にふさわしく薪の形に切られたプチ三方六…なんとも可愛らしい。
これを買えば、配るときにも安心です。やったね!
ちなみに賞味期限はだいたい3週間です。わりと長い。
ポイント二つ目は、その「ビジュアル」ですね。
これまではパッケージのデザインについて書いてきましたが、三方六はお菓子そのもののビジュアルが良い。
先ほども書いたように、白樺の「薪」をモチーフにしているのですが…いい見た目ですよね(語彙力崩壊)
再現度…とかもそうなんですけど、単純に美味しそうじゃないですか?チョコの感じとか。
味はもちろん、スイーツって見た目の良さもやっぱり大事じゃないですか。
オシャレなカップに紅茶を注いで、一緒に写真を撮りたいですね。
ちなみに私は白樺花粉持ちですが、なんの問題もなく食べられます。当たり前か。
観光×お土産「スイートピア・ガーデン」
白い恋人パークと同じように、柳月にも工場併設の巨大店舗が存在します。
それが帯広市のお隣・音更(おとふけ)町にある「スイートピア・ガーデン」。
白い恋人パークがお城なら、こちらは「宮殿」あるいは、「砦」といった感じです。ちょっと重厚な雰囲気。
このお店の一番のポイントは三方六の「端っこ」が売っているところです!
ここでしか買えないということもあって、開店前から行列ができるほどの人気商品…
なんか…良いですよね切れ端って。単純に1本から2つしか採れない希少部位ですし。
いわば三方六のシャトーブリアンですね(?)。
また、柳月は「ケーキ屋さん」としても有名です。普通に北海道民は誕生日ケーキを柳月で買ったりもするんですよ。スイートピア・ガーデンのカフェでもケーキが食べられます(安い)。
もうひとつオススメなのが、帯広市にある「トスカチーナ」。
こちらは柳月が運営するショップ兼レストランとなっています。スイーツだけでなく、本格的なイタリアンが食べられる人気店です。
観光客にはあまり知られていないと思うので、この記事で知った方…ラッキーですよ!
お昼時だと混んでいたりもしますが、席を待っている間にショップでお買い物ができちゃうのも嬉しいところ。
帯広に行った際は是非、トスカチーナでランチやディナーを楽しんでみて下さい。
④生チョコレート
次に紹介するのは、これまた有名なロイズの「生チョコレート」。
札幌のチョコレートメーカー・ロイズさんが手掛ける大人気商品ですね~。
もう、人気過ぎて空港にデカいオブジェがあるくらいですから笑
その魅力は…言うまでもなく美味しさですね。 世の中にある生チョコレートの中で一番美味しいんじゃないかと思うほど「生チョコといえばロイズ!」といった感じがします。
お酒を使った、香り強く上品でしっかりとした甘さ。
そして、なめらかでとろけるような口どけ…
美味しいですよね~(語彙力)
平べったい箱も特徴的ですよね。折り紙とかが入りそうです…入れてどうするのかは知りませんが。
ただ、やっぱり「複数人に配る」感じのお菓子ではないですよね~。
どちらかというと、「贈り物」といった感じがしますね。ちょっと、特別感があるというか。
本当に美味しいので、人になんかあげないでもう自分で食ちゃって下さい。
それでもやっぱり、お土産(贈り物)としてオススメのお菓子です。
ポイントは…「種類の豊富さ」ですね!
定番の「オーレ」をはじめ、ストロベリーやら、抹茶やら…とにかくいろんな味があります。
また、期間限定や数量限定で「ブランド酒」を使ったディープな生チョコも…
お酒好きの方にもオススメですね!
やっぱりロイズの生チョコは、結構お酒の香りが強いですよね。それがひとつの売りだと思います。
ほろ苦いココアパウダーといい、大人の味がします。
「お酒が苦手だから、ちょっと不安…」
「子どもが食べたらヤバい??」
と、少々心配なみなさん! 朗報です!!
お酒を使っていない生チョコ、ありますよ!
お酒が飲めない方やお子さんでも安心して食べられますね!
特にオススメなのが「ガーナビター」。
お酒を使わず甘さも控えめなので、キレのある苦みとチョコレート本来の香りを存分に楽しむことが出来ます。やっぱりロイズのチョコレートは…美味い。
みなさんも自分のお気に入りの味を見つけてみて下さい!
できることなら1個ずつ全種類食べたい!!
観光×お土産「ロイズタウン駅」
ロイズといえば…
2022年の3月に、北海道では20年ぶりの新駅「ロイズタウン駅」が出来ました。
ロイズのイメージカラーである青を基調としたデザインがオシャレです。
また、駅の近くにはロイズの「ふと美工場直売店」があります。
チョコレートやお菓子はもちろん、地元民に人気の「ロイズのパン」をいただくことが可能です。
そう!ロイズといえばチョコレート屋さんであり、パン屋さんなんですよ。
チョコレートを使ったパンはもちろん、「塩パン」が人気です。
ロイズのパンといえば…
新千歳空港店限定で販売している「グテ」というパンが大人気です。一時期Twitterでも騒がれていました。
どのようなパンかといいますと…
「板チョコ」がまるまる1枚挟んであります。最高ですね。
ロイズは、板チョコと塩パンが美味しい! ぜひ覚えておきましょう。
これさえ食べればあなたも北海道民の仲間入りです。
⑤札幌農学校
最後に紹介するのは…「札幌農学校」!!
何を言っているんだ、と思ったそこのあなた!!
学校の名前ではなく、お菓子の名前ですよ! …まぁ、どちらも間違いではありませんが…
札幌農学校は、札幌の洋菓子メーカー・きのとやさんの看板商品です。
きのとやさんは、札幌市民にはお馴染みのお菓子屋さんですね~。札幌駅にもお店があります。
お土産用の焼き菓子から、クリスマスケーキまで…様々な洋菓子を扱うチェーン店です。
さて、問題の「札幌農学校」がどのようなものかといいますと…
シンプルなクッキーです。
薄い生地のサクッとしたミルククッキーで… なんというか、普通のクッキーです。コレといった特徴もなく、クッキーとしか言いようがありません…
ただ、この札幌農学校… なんか、めちゃくちゃ美味しいんですよ。
本当に、余計なものが一切ない、ただただ美味しいクッキーです。
軽い食感の中に、ミルクの風味と、バターの旨味をしっかりと感じることが出来ます。
絶妙な甘さといい、口当たり、舌触り、後味… どれをとっても完璧なバランス。
食べたことがない方には、是非食べてみて欲しいです。
さて、そんなべた褒めのクッキーですが、お土産としても最適です。ポイントを紹介しましょう。
一つ目は、やっぱりサイズのバリエーション!
結局お土産として適しているかどうかは、ここが大事なんですよね。
3枚、12枚…48枚といった具合に、定番の6の倍数展開。3人でも4にんでも分けることが出来ます。
そして、1枚1枚が薄いので、箱のサイズもコンパクトにまとまっているのが嬉しいところ。
箱に書かれた「札幌農學校」の文字が渋くてカッコいいですね…
ちなみに札幌農学校は、現在の北海道大学(通称:北大)です。ちなみにこのクッキーは北大の認定商品です。勝手に名乗っているわけではないんですね!
二つ目のポイントは、「万人受けする」ところでしょう。
これまでのお菓子はホワイトチョコとか、レーズンとか、お酒とか…苦手な人も少なくないものが続いていました(どれも美味しいんですけどね~)。
しかし、札幌農学校に関しては冗談抜きで嫌いな人はいないのではないかと思います。
とにかく「軽い」クッキーで甘さも控えめなので、甘いものをあまり食べない人でも食べられると思います。
そして、なんの変哲もないこのクッキーの虜になってしまう方もきっと少なくないはず…
賞味期限も2か月超と長めなのも嬉しいです。
ただ、乱雑に扱うと割れてしまうこともあるので注意しましょう。まぁ、クッキーだからね。
観光×お土産「KINOTOYA BAKE」
きのとやさんといえば、オススメなのが「札幌地下街」のポールタウンにたたずむ「KINOTOYA BAKE」。
コチラでは、焼きたてのチーズタルトやアップルパイをいただくことが出来ます。
札幌駅とすすきの駅の間 …札幌市民がよく利用するルート上にあるため、通りすがりの高校生やら仕事帰りのサラリーマンやら、とにかく様々なお客さんでにぎわっています。
ここの近くを通るたびにその甘くて幸せな香りに釣られてしまいます笑
案外、アツアツのチーズケーキって珍しい気がするんですよね… 濃厚なとろーりチーズがたまりません。おススメです。
札幌を観光する際は、地下を歩くことをオススメしています。特に冬は、ですね。
地上を歩くと凍った地面で足を滑らせたり、雪道を歩いて無駄に体力を消耗する恐れがありますから。
事前に地下街のお店をチェックしてから、上下どちらを歩くか考えてみても良いのかもしれませんね。
まとめ
今回は「北海道の定番お菓子」として、5つのお菓子を紹介してきました。
それがコチラです!
- 白い恋人(石屋製菓)
- マルセイバターサンド(六花亭)
- 三方六(柳月)
- 生チョコレート(ロイズ)
- 札幌農学校(きのとや)
「何個入りか」「常温保存できるか」などなど人によって選ぶ基準は様々かと思います。
困ったときはこの5つの中から、もっとも自分のニーズにあったものを選びましょう。
美味しさに関してはどれを選んでも、きっと満足して頂けると思いますよ!
北海道旅行の際は是非コチラも参考に!
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