【劇場総集編】『ガールズバンドクライ』サブタイトルの元ネタは?

音楽語り

2024年に放送されたアニメ「ガルクラ」こと『ガールズバンドクライ』。

3Dアニメーションによる個性的な演出やストーリーが話題を呼び、
バンドアニメ界隈に新たな風を呼び起こしました。

そんなガルクラといえば「サブタイトル」のセンス。

新旧問わず日本のロックミュージックからつけられた名前が並びます。

そういう細かいネタがロックファンにはたまらなかったりするんですよね。

アニメ版はこんな感じ↓

なんとガルクラ…

2025年秋に「劇場総集編」として、映画化が決定しています。

その気になるサブタイトルというのが

「青春狂走曲」「なぁ、未来。」です。

この2つにももちろん元ネタの楽曲が存在しています。

1.青春狂走曲

前編である「青春狂走曲」

こちらの元ネタは、

1995年にリリースされた「サニーデイ・サービス」の同名の楽曲
「青春狂走曲」です。

往年のフォークミュージックを思わせる脱力感のある歌声と、
ロックオルガンの軽快なメロディーが特徴的です。

サニーデイ・サービスの代表作である名盤『東京』に収録されています。

誰が聴いても「懐かしい!」と思える
ノスタルジーに包まれた、親しみやすい楽曲です。

2.なぁ、未来。

後編である「なぁ、未来。」

こちらの元ネタは、

ロックバンド「100s(ひゃくしき)」の同名の楽曲「なぁ、未来。」です。

100sは、
97年にデビューし、ナンバーガールやくるり、スーパーカーらとともに
当時のロック界を彩ったシンガーソングライター「中村一義」を中心とした6人組バンドです。

後に「レキシ」として活動する池田貴史さんや、いきものがかりや椎名林檎のツアーでドラムを担当する玉田豊夢さんなど、
現代の音楽シーンを支える豪華メンバーが集結しています。

現在は個々人の活動が増えたため活動休止状態にあります。

知る人ぞ知る名バンドですね。

「なぁ、未来。」はアルバム『ALL!!!!!!』に収録されているアルバム曲。

軽快なギターフレーズと、言語センスが光る中村一義さんらしいキレのある歌詞が印象的です。
かっこいい。

まとめ

というわけで、ガルクラの劇場総集編のサブタイトルの由来は

青春狂走曲 / サニーデイ・サービス

なぁ、未来。/ 100s

でした!

うーん、相変わらずニッチなところを攻めてきますね。
これにはロックファンも思わずニヤリ…

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